【バチが遅い!?】あなたを助ける、最も遠回りな練習がコレだ!(軌道そのものを整理する①)

んにちは!

M spaceです。

 

「それじゃあバチが遅いよ」

 

全ては先輩のこの一言から始まりました。

 

は?

なにそれどういうこと???

 

とりあえず、

遅いと言われたから、

今度は意識的に速くスティックを

動かす。

 

すると、

 

「今度は音が固くなっちゃった」

「今、力入ってるでしょ?」

 

「それだと、自然な感じしないんだよな」

 

と言われる始末。

 

確かに今度は

ちょっと力んだかもしれないけど、、、。

 

一体何が起こっているのか?

どうすればいいのか?

 

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今回からは、

冒頭の「バチが遅い」

いかに解決するかについて、

 

遠回りだけど、

実は最もあなたを助ける訓練について

お伝えしていきますね。

 

この訓練を行うことによって、

あなたは、

スティックの軌道を整理し、

自然なストロークの土台を身につけられます。

 

反対にもし、

この訓練を行わない場合、

 

・欲しいタイミングで発音できない

・遅れる

・歯切れの良い音が出せない

ストロークがしっくりこない

 

こんな状態が

いつまでも続く危険が

あります。

 

そもそも、

バチが遅いと言われていた時、

 

私に起こっていた問題点は、

確かに、

 

・欲しいタイミングで発音できない

・遅れる

・歯切れの良い音が出せない

ストロークがしっくりこない

 

というものでもありました。

 

なので、

 

もしあなたが

「バチが遅い」と指摘をうけたことがなくても、

 上記のような問題を抱えているなら、

 

ぜひとも

このブログを読んでほしいと思います。

 

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ところで、

このブログでは今まで、

指の使い方について細分化してきましたが、

 

この記事の後半に関連したことが

今回のテーマでもあります。

 

nobishirohakken.hatenablog.com

 

 それは、

スティックを動かすにあたり、

 

距離空間の変化、

どれくらい時間がかかるのかについて、

 自分で全く意識できていない

(=コントロール外の状態にある) 

 

と、上手くいかないということでした。

 

つまり、

 

スティックを思い通りに動かせる

=この距離・空間・時間を

自分の意志で調節できる

 

ということであり、

動きの中で無意識な部分、

理性が及んでいない部分を

なるべくなくしましょう!という話でした。

 

前回記事では、

 

・指の乗せたスティック~手のひらの空間

 

についてでしたが、

今回はその派生で、

 

・振り上げたスティック~打面の空間

 

についてのお話です。

大事な要素は、一緒です。

 

距離空間の変化、

どれくらい時間がかかるのかについて、

 自分で意識できるようにする

(=コントロールの状態にある) 

 

ということが目的です。

 

では、

実際にどういう訓練を行うか、

お伝えしていきます。

 

等速でバチ・腕を動かす

 

ということをやっていきます。

 

え?

バチが遅いのに何でスピードを消すの?

意味なくね?

 

はい(笑)

これが、一見、

とても遠回りに見える訓練であるゆえんです。

 

しかし、

目的はなんでしたっけ?

 

スティックを思い通りに動かせる

=この距離・空間・時間を

自分の意志で調節できる

 

これがあなたや私が目指すところです。

 

そのためには、

一時的に、全てのスピードを

一旦消します。

 

まずは、

打面までの距離が、

あなたのイメージしているものと

本当に合致しているか?

 

それを検証していくのです。

やってみるとわかりますが、

案外、

イメージとは合致しないのです。

 

まず、

スティックを持って、

楽器の前に立ちます。

 

※小太鼓が望ましいですが、

練習台や机でも、今回は構いません!

 

構えます。

 

ゆっくり片手だけ、

バチを上げていきます。

 

この時、

必ず、ゆっくり、

一定のスピード

動かしてください!!!

 

ある程度上げたら、

また打面に向かって下ろします。

 

トン!と叩かなくていいです。

 

スティックの先を

打面に一定速度で置きに行く

 

そんなイメージです。

 

 

途中で、

無意識に突然

速くなる地点がないか、

よく観察してください!!

 

もしあったら、

おめでとうございます!

そこがあなたの伸びしろです!!!

 

なぜなら、

その無意識に速くなってしまうことが、

本来の距離、空間、時間を

歪曲させてしまう原因であるからです。

 

特に、

打面付近、

 

つまり、手首~スティック~打面で

それは起こりやすいと思います。

 

プルプルすることもあると思いますが、

諦めずに観察し続けましょう。

 

まずは

そのプルプル(抵抗感)を感じることが

スタートです。

 

鏡を使うと効果的です!!!

 

今すぐ取り組みたい人は、

膝に手を置いて、

 

膝→打面

手→スティック

 

と見立ててやっても大丈夫です!

 

鏡がない場合は、

自分の目で客観的に動きを

追いましょう!

 

やっていることは簡単ですが、

実は難しいかもしれません(笑)

 

次回は続きの訓練を

お伝えする予定です。

 

読んでいただき

ありがとうございました!