〇〇に縛られないで!

んにちは!

M spaceです。

 

あなたは

最初に打楽器の練習を始めたとき、

どのような流れで

説明を受けましたか?

 

スティックの持ち方

フルストローク

ダウンストローク

タップストローク

アップストローク

ダブルストローク

パラディドル

クローズロール、、、

 

もしかして、

このような流れでは

なかったですか?

 

それで、

 

「タップがうまくできない、、、」

「ダブルストロークできない、、、」

 

このような悩みをもったことはありませんか?

 

もし、

それらを解決したい気持ちがあるなら、

ぜひこのブログを読みすすめてください!

 

物事の捉え方、考え方が変わり、

気持ちが楽になれると思います。

 

そして、空回りしない

練習ができるようになります。

 

て、

冒頭で上げた練習の流れは、

 

実は、あなたの演奏技術の進渉や

取り組むべき課題を

適格に表しているとは限らないです。

 

なぜか?

 

あれらは、

ただの

名前だからです!!!

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フル、ダウン、タップ、アップ、

これらはストローク(フォーム)の名前

ですし、

 

パラディドル、ロールは

奏法の名前です。

 

今回お伝えしたいのは、

 

「〇〇ができない」

「〇〇ができるようになりたい」

 

ということがあったときに、

 

つまり、

上達の過程で、

 

名前に縛られないで

 

ということです。

 

言い換えるなら、

名前が目的にならないように気をつけて!

ということですね。

 

名前だけにとらわれていると、

どんなことが起こるでしょうか?

 

「タップがうまくできない、、、」

→だから、今日もタップを練習しよう

 

「ダブルストロークできない、、、」

→だから、今日もダブルストロークを練習しよう

 

こんな流れになってしまいます。

 

しかし、

これを繰り返したところで

上達するでしょうか?

 

 

いいえ。

 

 

なぜなら、

奏法の名前に縛られて、

奏法の要素に着目することを

放棄しているからです。

 

詳しくお伝えしますね。

 

例えば、

タップストロークというのは、

打面に非常に近い高さからスティックを

落として鳴らすことですが、

 

タップを練習するときは、

 

タップを練習する

=打面に非常に近い高さからスティックを

落として鳴らすこと

 

という要素の言い換えまで、

きちんと脳内で変換できる必要があります。

 

そして、

音楽の流れの中で、

今まで違う動き(タップ以外)

をしていたとしても、

 

タップが必要なときに、

確実にタップを再現できるような

身体の使い方を習得できて初めて、

 

タップができている

 

という状態になるのです。

 

タップを練習する

=フル、ダウン、アップでないやつ

 

というざっくりした分類に留まってはいけません。

 

名前ではなく、

奏法の要素を体得することが

真の目的である

 

ということが大事なのです。

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今すぐ、

自分や後輩の会話を

思い出してみましょう。

 

「タップがうまくできない、、、」

→だから、今日もタップを練習しよう

 

「ダブルストロークできない、、、」

→だから、今日もダブルストロークを練習しよう

 

こんな口癖があったら、

要注意です!

 

タップだったら、

 

「なかなか打面の高さを低く保てない」

 

→どうして低く保てないのか点検してみよう

→力加減?

→自分では低いつもりなだけ?

 

 

ダブルストロークだったら、

 

「片手で2回しっかり打てない」

 

→指使えてる?

→手首と指の使い方のバランスは?

→痛い音になってない?

→2つの音の間隔は均等?

 

このように、

要素をしっかり言語化して、

課題を明確にしながら、

練習に取り組みましょう。

 

そうすれば、

結果的に、いろんな名前の奏法が

できるようになっています。

 

反対に、

身体がきちんと要素を

再現できていれば、

 

その動きの名前なんて

正確に覚える必要がありません(笑)

 

大事なのは

「欲しい音が出せる」

ようになることなのですから。

 

 

読んでいただき、

ありがとうございました!