まず〇〇を覚えよう
こんにちは!
M spaceです。
あなたは、
こんな悩みを持ったことはありませんか?
「いい音って何、、、?」
何か成し遂げたいときは、
その、欲しい結果を明確にイメージするとよい、
というのは、よく聞くことですね。
しかし、
「いい音って何、、、?」
というふうに、
欲しい結果を明確にイメージすることが
できていない状態だと、
自分でもなかなか
しっくりくる演奏を
することができません。
そもそも打楽器なんて、
「叩けば誰でも音を出せる」
という、
ただ単に発音する、
という点だけとってみれば、
誰にでも
簡単にできることですしね。
ただ、
あなたや私は、
打楽器奏者として、
曲にあった音色、
その楽器を十分に鳴らせる技術
(その楽器のポテンシャルの引き出す技術)
を、身につける必要があります。
今回は、
それを可能にするための
プロセスについて、
お伝えします。
それは、
個人練習の時から、
自分の音をよく聴く習慣をつける、
ということです。
個人練習は、
どちらかというと、
スティック、指、手首、腕など、
身体の使い方の鍛錬、点検に
時間を費やすと思います。
しかし、
同じ練習内容でも、
①今は、技術にフォーカスして行う
②今は、音色にフォーカスして行う
と、目的をはっきり分けて、
行うことをおススメします!
例えば、
ロールの練習をする時、
①ロールの技術にフォーカス
②ロールの音色にフォーカス
という感じで、
傍から見れば同じことをやっているようで、
本人としては全く違う目的をもって
やっている、という感じです。
はい、
ここまでが
前提です。笑
最も有効な「いい音」への道は、
この先です。
それは、、、
いい音かどうかという
判断をするのではなく、
悪い音、
使えない音に対して、
まず聴き分けられるようにしましょう!
ということです。
いいですか?
自分で音を出していて、
✖「これいい音かな?」
〇「これ悪い音かな?」
という耳の使い方をするのです。
ここで、
私の大学オケ入団当初のエピソードを
お話します。
私のパートには、
スーパー上手い先輩が何人もいまして、
お手本には事欠かなかったです。
ただ、
最初のうちは、
先輩みんなうまい
ただそれしかわからなかったんですね。
A先輩とB先輩は
どちらも雲の上の存在くらいうまい、
そのうまさの違いはよくわかんないけど、
とりあえず二人ともうまい。
※手じかに先輩がいない場合は、
プロの生演奏を聴きに行きましょう!
音色のお手本を生で見る、聞くという目的だけで
レッスンに行くといってもいいくらいです。
はい。
ただ、それに比べて、
私の音はダメだな、、、、
というのはわかるんですね。
つまり、
初心者の頃って、
うまいvsうまい
の判別って、あんまり耳が慣れてなくて、
よくわからないんですよ。
でも、
うまいvsへた
の判別は、まだわかります。
この性質を利用します。
音を鳴らしながら、
明らかにダメな音に反応するように
訓練します。
そして、
、、、
、、、
あ、今のダメだな、、
、、、
あ、今のもダメ、、、
、、、
ん?今のはマシ?
、、、
あ、またダメだ、、、
というような感じで、
①まずダメな音を認識し、
②それを除外するように次の音を試し、
③マシな音を拾う
このサイクルを繰り返します。
これを続けると、
いわゆる、
耳が鍛えられる
という結果を得られます。
これって、
個人練だけでなく、
合奏にも役立ちそうですよね!
音程がわからない、、、
という問題も解決に繋がります。
いかがですか?
誰でもまずは、
自分にわかるところから、
わかるものを携えてしか、
参加することはできません。
しかし、
その、自分に分かることの範囲(=ダメな音)を
少しずつ広げていく努力を続けることで、
最終的には、
雲の上の存在であった
欲しい結果(=良い音)を
手に入れることができるのです。
今すぐ行動したくなりましたか?
では、
練習台を片付けて、
リアルな楽器を組み立てましょう!
音色が変われば、
あなたの成長はみんなに伝わります!
巡り巡ってそれは、
合奏を楽しむことに繋がりますよ。
読んでいただき、
ありがとうございました!