【結局、何を頑張ればいい?】不器用奏者がスムーズに上達するために必要な視点

んにちは!
M spaceです。
 
 
あなたが今
取り組んでいる楽器の練習は
上達に結びついていますか?

 

 毎日、

朝練・昼練と

教則本に向き合っても

なかなか上達しない。

 

(このまま続けていて

本当に出来るようになるの・・・?)

 

 

そんな疑問を持ちながら、

時間だけが過ぎていく・・・

ということはありませんか?

 

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私もそういう状態でした。

「音が汚い」

「ロールがボコボコする」

と言われてから、4年間も迷走していました。

 

このブログで紹介する方法を

ひとつずつ取り組んでいけば、

  

あなたが取り組んだ練習が

実際に合奏の場で発揮できるところまで

再現性のあるものになります。

 

他の仲間と

同じ教則本に取り組んでいるはずなのに

自分だけが取り残されている場合でも、

追いつき、更には周りと差をつけることができます。

 

 (不器用な自分には

○○先輩みたいに

才能やセンスがないから

これ以上頑張っても無駄だな)

 

 そんなふうに距離を感じていた先輩に、

「今日の音、良かったよ!」と褒められ、

えっ!嬉しい、もっと上手くなりたいな!

と思える日が来ます。

 


そして今度はあなたの方が、

「音が汚くなるのはどうしたら直りますか?」

「どうしたら滑らかにロールができますか?」

と相談を受ける側になるでしょう。

 

自分の音に自信をもって

演奏会本番を楽しめます。

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反対に、この方法を知らなければ

あなたは

ひとつの技術の習得に

何時間も同じ練習を続け、

 

あなたより器用で才能肌の人に

ずっと遅れをとり、

1年後も、2年後も、

今と同じ状態にとどまっているかもしれません。

 

あなたが、

器用で才能肌な奏者に追いつき、

差をつけるには、

どんな練習をすればいいのでしょうか? 

 

教則本を使って

人の何倍も練習する?

 

そうですね、

不器用だと物事の習得するのに時間がかかりますから、

そういう覚悟を持つことは必要です。

 

でも、

それはもう、実践済みではありませんか?

 

では、

どうすればいいか。

 

それは、教則本を進める前に

「自分で自分の身体を使いこなす訓練」

をすること。

 

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器用で才能肌な人は

これが無意識に、

あるいは少し意識すれば、

スッとできるタイプなのです。

 

 しかし、私やあなたの場合は、

これがスッとできません。

 

 

だったらどうするか??

 

まずは教則本を閉じ、

譜面を先に進むのを一旦やめましょう。

 

そして、

あなたが今取り組んでいる、

最もシンプルな基礎練習を、

 

更に細かく分けて、

ひとつひとつ

身体の使い方を点検していく

のです!

 

この点検作業は

一見、遠回りに見えますが、

きちんと行えば、あとから爆速的に巻き返しが効きます

 

自分で自分の身体の使い方が分かるようになれば、

次の技術の習得にかかる時間が大幅に減るからです。

 

反対に、

上達に直結しない練習とは、

 自分の身体を使いこなせていない状態で

多くの譜面に手をつけることです。

 

不器用な人の場合

なんども同じ譜面を繰り返し練習すれば上手くなる

できないのは、その努力と量が足りないからだ、

 

と考えがちですが、

そうではありません。

 

 

何ができていないのか。

 

 

できていないのは、

自分の身体を自分でどう使いこなせばいいのか

自分でよくわかっていないという部分。

 

どんなにたくさん練習をしても、

それが実際により良い演奏に繋がるものでなければ

時間をかける意味がありません。

 

たとえ不器用であれ、

演奏するのはあなた自身なのです。

あなたの身体は、あなたが操縦するのです。

 

より良い演奏を実現するために、

自分で自分を

ひとつひとつ点検していくのです。

 

さあ、

いかがでしょうか?

まずは、あなたが今取り組んでいる、

最も簡単な基礎練習を選びましょう。

 

そして、誰にも邪魔されない場所で、

ひとりで

やってみましょう。

 

上手くできましたか?

 

それは、

なぜ上手くできたのでしょうか?

 

まぐれでしょうか?

それとも、

あなたが

あなたの身体を使いこなせていたからでしょうか?

 

まぐれでも、成功は成功です。

しかし、

より確かな習得をするためにはやはり、

 

あなたが、

「なぜ、今、それができたのか知っている」

そういう状態を手に入れられる方が良いです。

 

合奏の場においては、

奏者は自分の出す音に責任を持てなくてはなりません。

 

あなたの身体は、あなたが操縦するのですから。

 

 

次はそれを客観的に言語化してみましょう。

そのためには、

かなりじっくり「身体の感覚を拾う」ことが必要です。

 

バチは?

指は?

手首は?

 

前腕は?

上腕は?

肩は?

背中は?

 

視線は?

呼吸は?

 

力の入れ具合は?

抜き具合は?

 

今、どこを見てる?

今、何を考えてる?

 

まだまだ、

点検する箇所はありそうです。

 

自分で自分の身体をつかいこなすために

自分の身体に何が起こっているのか

熱心に拾ってみてください。

 

そう、ここが、スタートです。

 

このブログでは、

自分で自分の身体を使いこなすための

具体的な訓練の取り組み方や、

考え方を紹介していきます。

 

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました。