【スティックの持ち手がズレる人必見!】指の力を鍛える方法

んにちは!

M spaceです!

 

練習をしてると、

 

(スティックの持ってる所がズレてくる…)

(利き手じゃない方が特にズレる…)

 

こんな状態に陥ることはありませんか?

 

今回は、

スティックの持ち手がズレないように

指の力をつける訓練を

お伝えしていきます!

 

この訓練を行うことで、

あなたは、スティックなしでも

より具体的な方法で

着実に指の力をつけられます。

 

反対に、この訓練を知らなければ、

あなたは、何時間もの練習を経て

単に指がスティックの運動に「慣れる」まで

練習のたびにスティックがズレ続けます。

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そもそも、

なぜスティックの持ち手はズレるのでしょうか?

 

なぜ、上手い人は

スティックの持ち手がズレずことなく

良い演奏ができるのでしょうか?

 

ここで、

少し、イメージをしてみましょう。

 

あなたがペンで文字を書くとき、

親指と人差し指で、ペンを握っていませんか?

 

あなたが消しゴムで文字を消すとき、

親指と人差し指で、消しゴムを動かしていませんか?

 

あなたが歯磨きをするとき、

親指と人差し指が、支点になって歯みがきしていませんか?

 

そして、

それはすべて、

利き手の親指と人差し指ではありませんか?

 

利き手でない方でこれらを行うと、

途端にブレブレになって上手くいきませんよね!

 

上手い人は、

どちらの手も、利き手のように使えるから

上手いのです。

 

そして、

今回のスティックの持ち手に関しては、

 

どちらの手の親指と人差し指も、

思い通りに使いこなせている状態

と言えます。

 

では、

親指と人差し指の何を、

使いこなせているのでしょう?

 

それは

①指が物に触れてる感覚

②指が物をつまむ力

です!!

 

あなたが利き手で

思い通りに字を書いたり、消したり、

歯磨きができるのは、

 

あなたの利き手の親指と人差し指が

 

①物に触れている感覚を捉えるのが上手く

②物をつまむ力がある

 

からなのです。

 

上手い人は、利き手でない方の親指と人差し指も

 

①スティックに触れている感覚を捉えるのが上手く

②物をつまむ力を使って、スティックを適切にホールドできる

 

のです。

 

ですから、

このふたつを訓練すれば、

スティックの持ち手がズレないような

指の力を手に入れることができます。

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では、

実際に試してみましょう。

 

まず、

手の感覚を繊細に感じる準備をします。

 

入念に手洗いをするとき、

ハンドクリームを手に擦り込むとき、

あなたはどうしますか?

 

指と指を交差させたり、

指を一本ずつ個別に擦ったり、

爪の先や爪の周りまで、

細かく自分の手指を触りませんか?

 

これと同じことをやってみましょう。

 

例えば、

どこからどこまでが人差し指の第一関節で、

どこからどこまでが人差し指の第二関節か、

というように、細かい境界を意識できると良いです。

 

 

 

次に、

スティックによく触れる、

指の第一関節の腹が、物に触れている感覚を

繊細に感じる訓練です。

 

指を折りながら数を数えるときを

イメージしてください。

それを各指、一本ずつやる感じです。

 

親指

→母指球を折りたたむようにして、

指の腹を小指の付け根へタッチ

 

人差し指

→まっすぐ下ろして、指の腹を

母指球の中腹へタッチ

 

中指

→人差し指と同様

 

薬指

→まっすぐ下ろして、

指の腹を生命線の付け根へタッチ

 

小指

→母指球を折りたたんだところへ、

指の腹を親指の付け根へタッチ

 

※このとき、タッチは圧迫と考えてください。

爪の色が肌色→赤に変わるくらい、圧をかけてください。

 

 

 

最後に、

指でつぶす力をつけます。

 

あれ?

つまむ力じゃなかった??

 

はい、

そうですね、本来欲しいのは、

つまむ力です。

 

しかし、

現段階で、つまむことだけ練習しても、

あまり効果はありません。

 

「つまむ」をもっと強くすると

「つぶす」になりますよね?

 

いまは、

「つぶす」つもりでやって、

やっと「つまむ」ができてくる状態なのです。

 

なので、

訓練としては、

「つぶす」方を意識して行います。

 

どうやるかというと、

 

親指と、各指の第一関節の腹を合わせて

文字通り、つぶす勢いで圧迫をかけていきます。

 

親指と人差し指、

親指と中指、

親指と薬指、

親指と小指、

 

これを何周かします。

 

指の腹同士がまんべんなく

ベッタリとくっつく感じ

覚えましたか?

この感覚がポイントです。

 

さあ、

実際にスティックを持って

振ったり、叩いたりしてみてください!

 

いつもより、

スティックに触れてる指の感覚が

鮮明ではないですか?

 

また、

スティックの持つ

親指と人差し指の力加減、

何も意識せずとも、いつもより適切ではありませんか?

 

なにより、

持ち手がズレにくくなってませんか?

 

どんな教則本も、

スティックの持ち方についての説明は、

巻頭の1~2ページくらいで終わり、

その次から曲の譜面がたくさん来ます。

 

そのたくさんの曲の譜面は、

スティックの持ち手がズレていない前提で

進められています。

 

奏者にとって、何か叩くたびに

よいしょ!

と持ち手を直すことにとらわれてる期間は

できる限り短い方がいいのです!

 

スティックの持ち手がズレることに

時間を取られすぎることなく、

 

早く

曲の練習に思いっきり

意識を向けられるよう

 

ぜひ

この訓練に取り組んでみましょう!

 

読んできただき、

ありがとうございました!