【これで今日から上手くなる!】スティックの扱い方を解き明かせ①(指の使い方)

んにちは!

M spaceです!

 

あなたは、

スティックコントロール

【指を使う】要素があるのを知ったのはいつですか?

 

私は、先輩に教わるまで、

打楽器のスティックコントロール

全て手首で行われているものだと思っていました。

 

早く叩けたり、長く連打できたりするのは、

手首が柔らかい人ができるのであって、

 

自分はあんなの無理だなー

漠然と思っていたのを覚えています。

 

なので、うまく叩けなくても、

「自分は手首が固いから…」

と考え、いつもそこで終わっていました。

 

なので、

高校に入って、先輩から

【そういうときは指も使うんだよ】と教わったときは

目からウロコでした。

 

これをやれば

自分にも早いパッセージが叩けるかもしれない!

連打ができるようになるかもしれない!

一縷の望みをかけて、熱心に練習しました。

 

さて、

指を使う練習とは、

 

スティックを持って

手の中に納まっている部分のスティックを

指で押す(キックする)イメージで行うものです。

 

2つ打ちや、連打する際に

必要な技術となってきますね。

 

どうですか?

うまく指は使えていますか??

 

今回は、

指を使うにあたって、

実際に指はどう使われているのか?を整理し、

より客観的に自分の技術を分析できることを目指します。

 

もし整理できれば、

指を使うことを意識するとき

あなたは何に気をつけて練習をすればいいか

具体的に対策を立てられるようになります。

 

 

逆に、もし整理できないままだと、

あなたは単に「全体的に手が慣れる」日が来るまで、

指のコントロール力が向上しないかもしれません。

 

それはすなわち、

その日が来るまで、

2つ打ちも、連打も思うように演奏できない

ということです…。

 

 

では、

どんな訓練をすればいいのでしょうか?

 

まず、

スティックコントロールにおける

【指の役割分担】

知りましょう!

 

①親指+人差し指

→この2本は、スティックを持つ担当です。

 

②中指+薬指+小指

→この、後ろ3本の指は、

スティックをコントロールする担当です。

 

※小指はスティックには

触れないかもしれませんが

手の脱力具合には関係してくるので、

こちらに含めます

 

この

①スティックを持つ担当

②スティックをコントロールする担当

は、

 

別々の部隊として

動かせる必要があります。

 

例えば、

連打をしていて疲れて

手が固まってきてしまったとき

「力を抜いて!」と言われたとします。

 

そのとき、

①スティックを持つ担当

②スティックをコントロールする担当

どちらも力が抜けてしまうと、

 

スティックを落とします。

 

力を抜くべきは

②スティックをコントロールする担当

 

つまり、

中指以降の後ろ3本の指であって

 

①スティックを持つ担当

つまり、親指+人差し指の方は

スティックをホールドするための

最低限の力は維持してくれないと困るのです。

 

このことを

自分が身体を使いこなすうえで、

欲しい機能であるとして

認識しましょう!

 

次に、

実際に①、②を分けて動かせるために

有効な訓練をお伝えします。

 

少しずつ、グーを作りましょう。

このとき、最後に親指の腹を

折り曲げられた人差し指の側面に

グッと押し付けます。

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始め

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指を根元まで折り曲げる

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根元まで折り曲げた指を、手のひら側へ倒す

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親指の腹は、折り曲げた人差し指の側面へ

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爪の色が変わるくらい、グッと押し付ける


そうしたら、

後ろの3本指は

ゆっくりグーを解きます。

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①持つ担当はそのまま、②コントロールする担当の後ろ3本の握りを解く

これで、

①スティックを持つ担当

②スティックをコントロールする担当

の住み分けができました!

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①と②が住み分けられた状態

 

最後に、

グーを解いた後ろの3本を

 

親指+人差し指はそのままの状態で

伸ばす⇔手のひら側にまっすぐ下ろす

 

という運動を繰り返します。

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親指+人差し指はそのままで、後ろ3本を伸ばしたり…

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伸ばした後ろ三本を、まっすぐ下におろして指を閉じたりを繰り返す

筋を傷めるといけないので、

100%の圧迫をする必要はありませんが、

適度な負荷を感じながら行えると良いです。

 

うまくいかない場合は、

ゆっくり、ソロソロと動かすところから始めましょう。

 

慣れてきたら、

最後の後ろ3本を伸ばす⇔たたむ際に、

指の腹が手のひらに当たったときに

ペチペチ音が鳴るくらい、しっかりタッチできると良いです。

 

 

いかがですか?

 

単にスティックを振りつづけても、

持ち手がズレたり、

実際に演奏で指が使えるようにならなければ

せっかく時間を費やしても意味がありません。

 

プロを目指すわけではないにしても、

部活やサークルだって、

活動期間に限りがありますよね?

 

1年~2年くらいの間で、

基礎的な技術は習得しておきたいとは思いませんか?

 

もし、指を使う練習をし始めて

既になんとなく

数か月くらい時間が経ってしまっているなら、

 

ぜひ

この訓練に取り組んでみましょう!

 

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スティックコントロールにおける

【指の役割分担】

を身につけましょう!

 

そのあと、実際にスティックを持って

振ったり叩いたりしてください。

そして、感触の変化を感じてください。

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました!