【意外な盲点!】着実に上達するためには〇〇を使って練習しよう

んにちは!

M spaceです。

 

あなたは、

先輩からこのような指摘を

受けたことはありませんか?

 

「音が汚い」

音が割れる

「痛い音出すな」

「楽器が鳴っていない」

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あるいは、

ご自身で、このような悩みを

持ったことはありませんか?

 

「基礎練が楽器練、曲練に結びつかない」

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私は、ありました!

 

高校2年間の部活を、

これらの悩みを抱えたまま

終えることになりました。

 

この悩みを

解決できたのは、

大学オケに入ってからでした。

 

 

それは、

 

基礎練の段階から、

実際に楽器を使って

練習しなさい

 

というものです。

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は?

当たり前じゃん

 

そう思うかもしれませんね。

 

もしあなたがすでに、

基礎練から楽器で練習しているなら、

このブログを読む必要はありません。

 

反対に、

もしあなたが、

 

基礎練→練習台でするもの

楽器練、曲練→楽器でするもの

 

という認識で、

またその通りに練習を行っている場合は、

ぜひ、この先も読んでいただきたいです。

 

というかまず、

 

基礎練の段階から、

練習台ではなく、

リアルな楽器を使って

練習してみてほしいのです!!!

 

どんなシンプルな練習でも、

たった1発ずつでも、

そのために楽器を組み立てて、

楽器で練習してみてほしい。

 

理由は、

理屈としては簡単です。

 

練習台の感覚→楽器の感覚へ、

感覚を変換する手間と時間が

省けるからです。

 

そして、

当たり前ですが、

 

本番では

練習台でなく

楽器で演奏するので、

 

あらゆる練習は

それに繋がるためのもので

あるはずなんです。

 

例えば、

小太鼓で考えてみましょう。

 

私の高校時代のルーティンを

ご紹介します。

 

多くの場合、

練習台の方が

本物の小太鼓より

打面が固く、跳ね返りやすいです。

 

その特性を利用して、

基礎練では、

 

「指を使う」

「リバウンドを感じる」

「大きなフォームを練習する」

「速いパッセージを叩く」

 

など、パワーやスピードを使う運動を

理解しやすいように

練習台で行います。

 

そして、

練習台を使って基礎練習が終わると、

今度は小太鼓を組み立てて、

譜面を前に置き、曲の練習に取り掛かる。

 

私の高校時代のルーティンは

このような流れでした。

 

しかし、

次のような問題が発生しました。

 

練習台ではうまくできるのに

楽器に替わると途端にできなくなる

 

何ができないかというと、

 

「跳ね返りすぎる」

「パワーとスピードが出すぎて何をしても爆音になる」

「フォームが大げさになる」

 

つまり、

楽譜に指示された音型や音量など、

実際に表現に繋がる技術が

何一つ発揮されない状態に陥っていたのです、

 

練習台でならできるけど!!!!

 

これって、

基礎練が基礎練の意味を

成していませんよね(汗)

 

ここまで

ダメダメなのは

私くらいなのかもしれませんが、

 

これが、

当時の首席奏者の先輩から

 

基礎練の段階から、

実際に楽器を使って

練習しなさい

 

と言われ、ハッとして

取り組んだことで、

みるみる改善していきました。

 

何が改善されたのかというと、

理屈どおり、

 

練習台の感覚→楽器の感覚へ、

感覚を変換する手間と時間が

なくなり、

 

練習で訓練したことが、

直接楽器の演奏技術に繋がったのです。

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簡単なことですよね?

 

しかし、

私は、言われてみれば当たり前なことですが、

実際に取り組んでみるまで、

その意味は分かっていなかったのです。

 

そもそも、

こんな問題は、

打楽器ならではの悩みなのかもしれません。

 

他の楽器なら、

ヴァイオリンでも、

クラリネットでも、トランペットでも、

 

基礎練から楽器で行うのは

当たり前なのです。

 

しかし、

打楽器は、ちょっと事情が違いますよね。

 

もし実際の楽器を使って練習するなら、

 

音量がでかいので、

音楽室、練習室でしか練習できない。

 

団所有の楽器だから、

部室でしか練習できない。

 

ひとりひとつずつ、

楽器が当てがわれるのではなく、

譲り合って練習する必要がある。

 

楽器を出して組み立てるのが

面倒くさい

 

こんな問題がありますよね。

 

わかります!!!

 

しかし、

ここであなたに認識してほしいのは、

 

それらの事情を無視せよ、

ということではありません。

 

冷静に認識してほしいのは、

 

基礎練を練習台で行わなければいけない

という決まりはない

 

ということなのです。

 

そして、

条件が許すなら、

 

最初から楽器を使って練習して良い

 

という許容について知ってほしい。

 

もちろん、

大音量で長時間練習することは

耳を悪くしますし、

 

練習台も、

様々な素材のものが販売され、

個人練習の助けになることは

確かです。

 

しかし、

できることなら、

 

無駄なプロセスを省き、

最短で上達したくはありませんか?

 

もしあなたの今の環境が

本当に楽器の使用が許されない場合は、

練習台でさらうしかありません。

 

しかし、

 

部室がある、

打楽器庫がある、

サークル棟がある、

〇時なら空いてる、

 

など、

あなたが、

あなたの考え方や行動次第で

楽器を使用できる環境を持てるなら、

 

自分の上達のために

どうか面倒くさがらず

 

今までのルーティンを変え、

 

なるべく楽器でさらう

 

という習慣を持ってみてください。

 

今すぐ、

スタジオや練習室の予約を

取りましょう。

 

また、

練習台も、

消音目的のものと、

本物に近い感触のものと、

使い分けを意識して選びましょう。

 

あなたの音色に

きっと変化が起こります!

 

そして

合奏が楽しくなりますよ。

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました!