【これで今日から上手くなる!】スティックの扱い方を解き明かせ④(後ろ3本指でキックする)
こんにちは!
M spaceです。
今回は、
前回の訓練の続きを
ご紹介します。
前回の記事はこちら↓↓↓
nobishirohakken.hatenablog.com
今回は、
後ろ3本の指でスティックを動かす
ところから
後ろ3本の指でスティックをキックする
段階に移行します!
※キックというと
紙面ではわかりづらい方は、
押す
というのでも良いです。
前回との違いは、
スティックのスピード
です。
この段階へきて初めて、
本来の
「指を使う練習」に
内容が追いついてきます。
もしかしたら
あなたはこの練習を
既にご存じかもしれません。
しかし、
今までの記事を経て、
段階的に
指の使われたを観察してきた状態で、
ぜひもう一度、
取り組んでみてください!
そうすれば、
指でも、
頭でも、
スティックを使えている感覚を
はっきりと自信を持って
感じられるようになります。
反対に、
スティックを使えている感覚が
わからないままだと、
微細なコントロールに
対応できないままです。
例えば、
クレッシェンド、デクレッシェンドなど
音量の変化をつける際、
顕著にその差が現れます。
さて、
実際にどんな訓練なのか
お伝えしていきますね。
まず、
スティックを持って、
肘を90°くらいに曲げ、
肩の近くまで上げます。
次に、
後ろ3本の指を
スティックに乗せたまま、
一気に指を開きます。
言い換えるとすれば、
始めは曲がっていた状態の
後ろ3本の指を
スティックに乗せたまま
伸ばす
という状態です。
(指の役割分担が活きてきます!)
今は、
スティックの先端部分に
重みがかかっている状態になります。
(重みに意識を向けましょう)
次は、
伸ばした後ろ3本の指を、
手のひらのに向かって
一気に戻します!
このとき、
スティックの帰ってくる場所は、
手のひらの
生命線のくぼみです。
また、軌道は
肘~手首~スティックの先までが
一直線上になるように。
スピードをもって
軌道がぶれずにいけば
パシッと
音が鳴ります。
最初は
パシッと鳴らないかもしれませんが、
しばらくやっていると、
鳴るようになるので大丈夫です。
横から見ると
こんな感じです。
そうしたら、
また、
指をのせたまま、
開いた体勢に戻します。
これを繰り返します。
だいたいで構いませんが、
♩=80くらいのイメージで
左8回
右8回
両手同時8回
というかたちで、
5セット繰り返してみましょう。
この訓練だけで
1時間も費やす必要はありません。
1日5セットで構いませんので、
毎日続けてみてください。
早ければ、1週間後には
譜面を叩く際の
「しっくり度合い」に
変化が現れます!!!
慣れてきたら、
・人差し指だけで
スティックをキック
・本当に人差し指抜きで
後ろ3本指だけでスティックをキック
(スティックを持つ=挟むが活きてきます)
・改めて再度、人差し指+後ろ3本で
スティックをキック
というのも挑戦してみましょう。
人差し指だけ×8回ずつ
後ろ三本だけ×8回ずつ
人差し指+後ろ3本×8回ずつ
こちらも
♩=80くらいのイメージ
で繰り返すと良いでしょう。
さて、
これらは
いままでご紹介してきた、
指の役割分担と、
これらを総合した
訓練になります。
忘れてしまったら、
今すぐリンクへ飛んで
おさらいしましょう。
自分の指が
どれくらいの範囲で
どれくらいの力加減で
スティックに触れているのか
自覚できている状態が
譜面を叩く際に
スムーズな演奏に繋がってきます。
指を使える!
という実感まで
あと一歩です!
あなたにもぜひ、
それを実感していただきたい!
そうそう、
この訓練は、
鏡を使うと効果的です!
まずは、
身近にある鏡のある環境に
目星をつけましょう。
練習室でなくとも、
洗面所とかでも
いいですよ!
読んでいただき、
ありがとうございました!