【これで今日から上手くなる!】スティックの扱い方を解き明かせ④(後ろ3本指でキックする)

んにちは!

M spaceです。

 

今回は、

前回の訓練の続きを

ご紹介します。

 

前回の記事はこちら↓↓↓

 

nobishirohakken.hatenablog.com

 

今回は、

 

後ろ3本の指でスティックを動かす

 

ところから

 

後ろ3本の指でスティックをキックする

 

段階に移行します!

 

※キックというと

紙面ではわかりづらい方は、

押す

というのでも良いです。

 

前回との違いは、

スティックのスピード

です。

 

この段階へきて初めて、

本来の

「指を使う練習」に

内容が追いついてきます。

 

もしかしたら

あなたはこの練習を

既にご存じかもしれません。

 

しかし、

今までの記事を経て、

段階的に

指の使われたを観察してきた状態で、

 

ぜひもう一度、

取り組んでみてください!

 

そうすれば、

 

指でも、

頭でも、

 

スティックを使えている感覚を

はっきりと自信を持って

感じられるようになります。

 

反対に、

 

スティックを使えている感覚が

わからないままだと、

 

微細なコントロール

対応できないままです。

 

例えば、

クレッシェンド、デクレッシェンドなど

音量の変化をつける際、

顕著にその差が現れます。

 

さて、

実際にどんな訓練なのか

お伝えしていきますね。

 

まず、

スティックを持って、

肘を90°くらいに曲げ、

肩の近くまで上げます。

f:id:nobishirohakken:20200522222919j:plain

こんな感じ

次に、

後ろ3本の指を

スティックに乗せたまま、

一気に指を開きます。

f:id:nobishirohakken:20200522222906j:plain

後ろ3本の指を乗せたまま、指を開く!伸ばす!

言い換えるとすれば、

 

始めは曲がっていた状態の

後ろ3本の指を

 

スティックに乗せたまま

伸ばす

 

という状態です。

 

指の役割分担が活きてきます!)

 

今は、

スティックの先端部分に

重みがかかっている状態になります。

(重みに意識を向けましょう)

 

次は、

伸ばした後ろ3本の指を、

手のひらのに向かって

一気に戻します!

f:id:nobishirohakken:20200522222847j:plain
f:id:nobishirohakken:20200522222841j:plain
f:id:nobishirohakken:20200522222829j:plain
一気に指を戻す(キック!)


このとき、

スティックの帰ってくる場所は、

手のひらの

生命線のくぼみです。

 

また、軌道は

肘~手首~スティックの先までが

一直線上になるように。

 

スピードをもって

軌道がぶれずにいけば

 

パシッ

 

音が鳴ります。

f:id:nobishirohakken:20200522222810j:plain

スピード、軌道、戻る場所→「パシッ」

最初は

パシッと鳴らないかもしれませんが、

 

しばらくやっていると、

鳴るようになるので大丈夫です。

 

横から見ると

こんな感じです。

f:id:nobishirohakken:20200522222934j:plain
f:id:nobishirohakken:20200522223027j:plain
f:id:nobishirohakken:20200522223009j:plain
f:id:nobishirohakken:20200522223000j:plain
f:id:nobishirohakken:20200522222945j:plain
f:id:nobishirohakken:20200522223020j:plain

 

そうしたら、

また、

指をのせたまま、

開いた体勢に戻します。

 

これを繰り返します。

f:id:nobishirohakken:20200522222906j:plain
f:id:nobishirohakken:20200522222810j:plain
左写真→右写真になるように、一気に「パシッ」

だいたいで構いませんが、

 

♩=80くらいのイメージで

左8回

右8回

両手同時8回

 

というかたちで、

5セット繰り返してみましょう。

 

この訓練だけで

1時間も費やす必要はありません。

 

1日5セットで構いませんので、

毎日続けてみてください。

 

早ければ、1週間後には

譜面を叩く際の

「しっくり度合い」に

変化が現れます!!!

 

 

慣れてきたら、

 

・人差し指だけで

スティックをキック

f:id:nobishirohakken:20200522233259j:plain
f:id:nobishirohakken:20200522233303j:plain
人差し指だけスティックに乗せ、開き、人差し指だけを使って「パシッ」

本当に人差し指抜きで

後ろ3本指だけでスティックをキック

スティックを持つ=挟むが活きてきます)

f:id:nobishirohakken:20200522233325j:plain
f:id:nobishirohakken:20200522233330j:plain
「持つ=挟む」を意識して、人差し指の先はスティックから離した状態で。

・改めて再度、人差し指+後ろ3本で

スティックをキック

 

というのも挑戦してみましょう。

 

人差し指だけ×8回ずつ

後ろ三本だけ×8回ずつ

人差し指+後ろ3本×8回ずつ

 

こちらも

♩=80くらいのイメージ

で繰り返すと良いでしょう。

 

さて、

これらは

いままでご紹介してきた、

 

指の役割分担と、

それに基づいたスティックの持ち方

後ろ3本指の動かし方

 

これらを総合した

訓練になります。

 

忘れてしまったら、

今すぐリンクへ飛んで

おさらいしましょう。

 

自分の指が

 

どれくらいの範囲で

どれくらいの力加減で

スティックに触れているのか

 

自覚できている状態が

譜面を叩く際に

スムーズな演奏に繋がってきます。

 

指を使える!

という実感まで

あと一歩です!

 

あなたにもぜひ、

それを実感していただきたい!

 

そうそう、

この訓練は、

鏡を使うと効果的です!

 

まずは、

身近にある鏡のある環境に

目星をつけましょう。

 

練習室でなくとも、

洗面所とかでも

いいですよ!

 

 

読んでいただき、

ありがとうございました!