【ファッションモデルと打楽器奏者の共通点??】

んにちは!

M spaceです。

 

あなたは、

前回お伝えした、

等速訓練をやってみて

いかがでしたか?

 

あまりにも地道だし、

周りからは練習にすら見えないし、

これ、やる意味本当にあるの…??

 

そんなもやもやを抱えては

いませんか??

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もちろん意味はあるよ!

とお答えすることはできるのですが、

 

一方で、

あなたにもやもやを抱えたま

長い時間を過ごしてほしくありません。

 

なので、

今回は、そのもやもやを減らすために、

ひとつ、音楽とは別の話をお伝えします。

 

その話を通じて

 

自分のことだけを見ていると

なかなか実感がわかないけれど、

 

全く違う分野に

自分の抱えているものと

本質的な繋がりを見つけられると、

納得感が増しませんか?

 

というお話をします。

 

これが本当に正しいか?

という疑い吟味を持ちながら

練習を続けることは大事です。

 

しかし、

このままで大丈夫なのかな??

不安を感じているのは、

辛いですよね。

 

あなたが等速の訓練を

続けやすくするために、

ぜひ続きを読んでほしいと思います。

 

あなたは、

ファッションモデルの方が

雑誌の撮影をしている様子を

見たことがありますか?

 

私は実際にはありませんが、

TVのドキュメンタリーを通じて

見たことがあります。

 

モデルさんがポーズをとって、

カメラマンが追加の指示を出して、

前から人工的に風が吹いたりして、

 

カシャンカシャンカシャンカシャン!

カシャンカシャンカシャンカシャン!

 

ものすごい勢いで連写されていきます。

 

その後、

このようなナレーションが入ります。

 

「(中略)ところが、カメラマンから笑ってと言われているが、

こちらからは彼女は表情を変えているようには見えない」

 

「なぜだか聞いてみた」

 

実際に、スタッフがモデルさん本人に尋ねています。

すると、そのモデルさんは

こう答えたのです。

 

「何枚も連続して撮られている間に、

いきなりニコッと表情を変えると不自然になってしまう

 

「だから、私は、顔の筋肉を

1ミリ単位で動かしていくように意識しているの」

 

「これ、けっこう難しい技なのよ」

 

これを見たとき、

私はハッとしたんです。

 

これを見るまで、

先輩に等速の練習を取り入れろと言われても、

いまいち腑に落ちていなかったというか、

納得していなかったのですが、

 

これ、私が取り組もうとしていることと、

一緒じゃないか、、、!!!

 

モデルさんが撮影時に

こんなテクニックを使っていたなんて、

 

いえ、

モデルさんはこんなテクニックを持っているんだ!

ということ自体、

私は全然知らなったので、

 

かなり衝撃を受けました。

 

不自然な写真にならないために

・顔の筋肉を1ミリ単位で動かしていく意識

・そして実際、その通りに動かせる

素晴らしい写真が出来上がる

 

これって、

あなたや私が、

 

スティックを思い通りに動かせる

=この距離・空間・時間を

自分の意志で調節できる

 

ということを目指しているのと

ちょっと似てませんか??(笑)

 

そして、

そのモデルさんが言っていたように

 

・実はけっこう難しい

 

取り組みであることも!

 

ドキュメンタリーでは、

その後、直接そのように表現はされなかったものの、

 

この技を使いこなせる

=モデルとしてプロフェッショナルである証

 

という位置づけで話が進んでいました。

 

いかがですか?

 

このような、

地味すぎて表には出てこないような要素や

取り組みが、

 

実は、表現を支える

重要な基礎となっていることが

お判りいただけたかと思います。

 

どうか、

ないがしろにせずに、

取り組んでみてほしいです。

 

等速訓練がある程度できるように

なったあとは、

 

スピードとは何か?

 

の理解がしやすくなります。

そしてそれは、

本来のフォームを自然なものに

導きます。

 

今すぐ、

等速の訓練を再開しましょう。

1日、15分くらいで構いません。

毎日、自分の感覚が鋭敏になっていくのを

感じ取ってください。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました!

 

ちなみに、

そのモデルさんとは、

水原希子さんです。


情熱大陸 - 水原希子 1/2

 

こちらの動画の7分30秒あたりで、

表情について話しています。

【バチが遅い!?】あなたを助ける、最も遠回りな練習がコレだ!(軌道そのものを整理する①)

んにちは!

M spaceです。

 

「それじゃあバチが遅いよ」

 

全ては先輩のこの一言から始まりました。

 

は?

なにそれどういうこと???

 

とりあえず、

遅いと言われたから、

今度は意識的に速くスティックを

動かす。

 

すると、

 

「今度は音が固くなっちゃった」

「今、力入ってるでしょ?」

 

「それだと、自然な感じしないんだよな」

 

と言われる始末。

 

確かに今度は

ちょっと力んだかもしれないけど、、、。

 

一体何が起こっているのか?

どうすればいいのか?

 

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今回からは、

冒頭の「バチが遅い」

いかに解決するかについて、

 

遠回りだけど、

実は最もあなたを助ける訓練について

お伝えしていきますね。

 

この訓練を行うことによって、

あなたは、

スティックの軌道を整理し、

自然なストロークの土台を身につけられます。

 

反対にもし、

この訓練を行わない場合、

 

・欲しいタイミングで発音できない

・遅れる

・歯切れの良い音が出せない

ストロークがしっくりこない

 

こんな状態が

いつまでも続く危険が

あります。

 

そもそも、

バチが遅いと言われていた時、

 

私に起こっていた問題点は、

確かに、

 

・欲しいタイミングで発音できない

・遅れる

・歯切れの良い音が出せない

ストロークがしっくりこない

 

というものでもありました。

 

なので、

 

もしあなたが

「バチが遅い」と指摘をうけたことがなくても、

 上記のような問題を抱えているなら、

 

ぜひとも

このブログを読んでほしいと思います。

 

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ところで、

このブログでは今まで、

指の使い方について細分化してきましたが、

 

この記事の後半に関連したことが

今回のテーマでもあります。

 

nobishirohakken.hatenablog.com

 

 それは、

スティックを動かすにあたり、

 

距離空間の変化、

どれくらい時間がかかるのかについて、

 自分で全く意識できていない

(=コントロール外の状態にある) 

 

と、上手くいかないということでした。

 

つまり、

 

スティックを思い通りに動かせる

=この距離・空間・時間を

自分の意志で調節できる

 

ということであり、

動きの中で無意識な部分、

理性が及んでいない部分を

なるべくなくしましょう!という話でした。

 

前回記事では、

 

・指の乗せたスティック~手のひらの空間

 

についてでしたが、

今回はその派生で、

 

・振り上げたスティック~打面の空間

 

についてのお話です。

大事な要素は、一緒です。

 

距離空間の変化、

どれくらい時間がかかるのかについて、

 自分で意識できるようにする

(=コントロールの状態にある) 

 

ということが目的です。

 

では、

実際にどういう訓練を行うか、

お伝えしていきます。

 

等速でバチ・腕を動かす

 

ということをやっていきます。

 

え?

バチが遅いのに何でスピードを消すの?

意味なくね?

 

はい(笑)

これが、一見、

とても遠回りに見える訓練であるゆえんです。

 

しかし、

目的はなんでしたっけ?

 

スティックを思い通りに動かせる

=この距離・空間・時間を

自分の意志で調節できる

 

これがあなたや私が目指すところです。

 

そのためには、

一時的に、全てのスピードを

一旦消します。

 

まずは、

打面までの距離が、

あなたのイメージしているものと

本当に合致しているか?

 

それを検証していくのです。

やってみるとわかりますが、

案外、

イメージとは合致しないのです。

 

まず、

スティックを持って、

楽器の前に立ちます。

 

※小太鼓が望ましいですが、

練習台や机でも、今回は構いません!

 

構えます。

 

ゆっくり片手だけ、

バチを上げていきます。

 

この時、

必ず、ゆっくり、

一定のスピード

動かしてください!!!

 

ある程度上げたら、

また打面に向かって下ろします。

 

トン!と叩かなくていいです。

 

スティックの先を

打面に一定速度で置きに行く

 

そんなイメージです。

 

 

途中で、

無意識に突然

速くなる地点がないか、

よく観察してください!!

 

もしあったら、

おめでとうございます!

そこがあなたの伸びしろです!!!

 

なぜなら、

その無意識に速くなってしまうことが、

本来の距離、空間、時間を

歪曲させてしまう原因であるからです。

 

特に、

打面付近、

 

つまり、手首~スティック~打面で

それは起こりやすいと思います。

 

プルプルすることもあると思いますが、

諦めずに観察し続けましょう。

 

まずは

そのプルプル(抵抗感)を感じることが

スタートです。

 

鏡を使うと効果的です!!!

 

今すぐ取り組みたい人は、

膝に手を置いて、

 

膝→打面

手→スティック

 

と見立ててやっても大丈夫です!

 

鏡がない場合は、

自分の目で客観的に動きを

追いましょう!

 

やっていることは簡単ですが、

実は難しいかもしれません(笑)

 

次回は続きの訓練を

お伝えする予定です。

 

読んでいただき

ありがとうございました!

 

【意外な盲点!】着実に上達するためには〇〇を使って練習しよう

んにちは!

M spaceです。

 

あなたは、

先輩からこのような指摘を

受けたことはありませんか?

 

「音が汚い」

音が割れる

「痛い音出すな」

「楽器が鳴っていない」

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あるいは、

ご自身で、このような悩みを

持ったことはありませんか?

 

「基礎練が楽器練、曲練に結びつかない」

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私は、ありました!

 

高校2年間の部活を、

これらの悩みを抱えたまま

終えることになりました。

 

この悩みを

解決できたのは、

大学オケに入ってからでした。

 

 

それは、

 

基礎練の段階から、

実際に楽器を使って

練習しなさい

 

というものです。

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は?

当たり前じゃん

 

そう思うかもしれませんね。

 

もしあなたがすでに、

基礎練から楽器で練習しているなら、

このブログを読む必要はありません。

 

反対に、

もしあなたが、

 

基礎練→練習台でするもの

楽器練、曲練→楽器でするもの

 

という認識で、

またその通りに練習を行っている場合は、

ぜひ、この先も読んでいただきたいです。

 

というかまず、

 

基礎練の段階から、

練習台ではなく、

リアルな楽器を使って

練習してみてほしいのです!!!

 

どんなシンプルな練習でも、

たった1発ずつでも、

そのために楽器を組み立てて、

楽器で練習してみてほしい。

 

理由は、

理屈としては簡単です。

 

練習台の感覚→楽器の感覚へ、

感覚を変換する手間と時間が

省けるからです。

 

そして、

当たり前ですが、

 

本番では

練習台でなく

楽器で演奏するので、

 

あらゆる練習は

それに繋がるためのもので

あるはずなんです。

 

例えば、

小太鼓で考えてみましょう。

 

私の高校時代のルーティンを

ご紹介します。

 

多くの場合、

練習台の方が

本物の小太鼓より

打面が固く、跳ね返りやすいです。

 

その特性を利用して、

基礎練では、

 

「指を使う」

「リバウンドを感じる」

「大きなフォームを練習する」

「速いパッセージを叩く」

 

など、パワーやスピードを使う運動を

理解しやすいように

練習台で行います。

 

そして、

練習台を使って基礎練習が終わると、

今度は小太鼓を組み立てて、

譜面を前に置き、曲の練習に取り掛かる。

 

私の高校時代のルーティンは

このような流れでした。

 

しかし、

次のような問題が発生しました。

 

練習台ではうまくできるのに

楽器に替わると途端にできなくなる

 

何ができないかというと、

 

「跳ね返りすぎる」

「パワーとスピードが出すぎて何をしても爆音になる」

「フォームが大げさになる」

 

つまり、

楽譜に指示された音型や音量など、

実際に表現に繋がる技術が

何一つ発揮されない状態に陥っていたのです、

 

練習台でならできるけど!!!!

 

これって、

基礎練が基礎練の意味を

成していませんよね(汗)

 

ここまで

ダメダメなのは

私くらいなのかもしれませんが、

 

これが、

当時の首席奏者の先輩から

 

基礎練の段階から、

実際に楽器を使って

練習しなさい

 

と言われ、ハッとして

取り組んだことで、

みるみる改善していきました。

 

何が改善されたのかというと、

理屈どおり、

 

練習台の感覚→楽器の感覚へ、

感覚を変換する手間と時間が

なくなり、

 

練習で訓練したことが、

直接楽器の演奏技術に繋がったのです。

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簡単なことですよね?

 

しかし、

私は、言われてみれば当たり前なことですが、

実際に取り組んでみるまで、

その意味は分かっていなかったのです。

 

そもそも、

こんな問題は、

打楽器ならではの悩みなのかもしれません。

 

他の楽器なら、

ヴァイオリンでも、

クラリネットでも、トランペットでも、

 

基礎練から楽器で行うのは

当たり前なのです。

 

しかし、

打楽器は、ちょっと事情が違いますよね。

 

もし実際の楽器を使って練習するなら、

 

音量がでかいので、

音楽室、練習室でしか練習できない。

 

団所有の楽器だから、

部室でしか練習できない。

 

ひとりひとつずつ、

楽器が当てがわれるのではなく、

譲り合って練習する必要がある。

 

楽器を出して組み立てるのが

面倒くさい

 

こんな問題がありますよね。

 

わかります!!!

 

しかし、

ここであなたに認識してほしいのは、

 

それらの事情を無視せよ、

ということではありません。

 

冷静に認識してほしいのは、

 

基礎練を練習台で行わなければいけない

という決まりはない

 

ということなのです。

 

そして、

条件が許すなら、

 

最初から楽器を使って練習して良い

 

という許容について知ってほしい。

 

もちろん、

大音量で長時間練習することは

耳を悪くしますし、

 

練習台も、

様々な素材のものが販売され、

個人練習の助けになることは

確かです。

 

しかし、

できることなら、

 

無駄なプロセスを省き、

最短で上達したくはありませんか?

 

もしあなたの今の環境が

本当に楽器の使用が許されない場合は、

練習台でさらうしかありません。

 

しかし、

 

部室がある、

打楽器庫がある、

サークル棟がある、

〇時なら空いてる、

 

など、

あなたが、

あなたの考え方や行動次第で

楽器を使用できる環境を持てるなら、

 

自分の上達のために

どうか面倒くさがらず

 

今までのルーティンを変え、

 

なるべく楽器でさらう

 

という習慣を持ってみてください。

 

今すぐ、

スタジオや練習室の予約を

取りましょう。

 

また、

練習台も、

消音目的のものと、

本物に近い感触のものと、

使い分けを意識して選びましょう。

 

あなたの音色に

きっと変化が起こります!

 

そして

合奏が楽しくなりますよ。

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました!

【これで今日から上手くなる!】スティックの扱い方を解き明かせ⑤(一番器用なのはどの指?)

んにちは!

M space です。

 

さて、

これまで、スティックの扱い方について

細分化して

段階的に点検してきました。

 

主に、スティックと指の関係

使いこなすための訓練

お伝えしてきました。

 

今回で、

スティックの扱い方を解き明かせ!

という視点での記事は、

一段落しようと思います。

 

最後は、

全ての指を機能させるための訓練

をお伝えしますね。

 

この訓練を行うことにより、

あなたは

全ての指に神経を行きわたらせ、

思い通りのコントロールを行いやすくなります。

 

反対に、

これができないと、

いつまでも「使い物にならない指」が

コントロールの邪魔になります。

 

あなたは

どちらの未来が欲しいですか?

 

 

そもそも

実際に演奏するときは、

奏者は何に神経を使うでしょう?

 

指揮者、

譜面、

休符を数える、

周りの音を聴く、、、

 

自分以外のことに

アンテナを張りながら参加することが

必要です。

 

少なくとも、

自分の指に意識を取られているヒマは

ありません。

 

一瞬の反応で、

一気に自分の意志が身体を通じ、

スティックの先まで行きわたるように

今はまず、指の感覚を呼び起こすことから始めます。

 

では、

実際に訓練をご説明します。

 

今回は、打面が必要です。

できれば小太鼓を用いましょう。

※どうしても叶わない場合は、

練習台でも自分の太腿でもよいです。

 

響き線はOFFにしましょう。

訓練は片手ずつ行います。

慣れたら両手同時にも試してみましょう。

 

 

最初に、

スティックを持って、

構えます。

 

普段、演奏するのと同様に、

スティックを振り

打面を打ちます。

 

指でスティックをキックする訓練なので、

手首や腕を使わずに済むよう、

低めの高さからスティックを

落としましょう。

 

このとき、

スティックをキックする指を、

 

人差し指、

中指、

薬指、

小指、と、

 

一本ずつ担当させ、

それをずらしていくのです。

 

持つ担当のパワーが

弱まる可能性があります。

 

持つ=挟む

の意識を思い出して

取り組みましょう。

 

親指+人差し指根元側面で挟む

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白線の部分と親指の腹でスティックを圧迫するかたちでホールド

訓練を進めるにあたり、

手の中の様子は以下の通りです。

 

人差し指

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人差し指がキック担当
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人差し指だけスティックに乗せ、開き、人差し指だけを使って「パシッ」

中指

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中指がキック担当
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中指だけスティックに乗せ、開き、中指だけを使って「パシッ」

薬指

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薬指がキック担当
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薬指だけスティックに乗せ、開き、薬指だけを使って「パシッ」

小指(少し人差し指のフォローを加えます)

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小指(と持つ担当は人差し指が少しフォロー)がキック担当
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小指だけスティックに乗せ、開き、小指だけを使って「パシッ」

 

あまりゆっくりやりすぎると

継続できないので、

 

スティックの跳ね返り具合と

指のコントロール力のバランスを

自分で探ってみましょう。

 

どちらの要素も

スピードが損なわれてはいけません。

 

ただ、

音量はそこまでいりません。

 

 

連続して叩きながら、

見た目はほぼ変わらないけど、

手の中で担当する指が移動している、

という練習をしてみましょう。

 

以下、

参考までに動画を貼っておきます。

 


指を使えるようにするためのくんれん

 

 

 

動画よりも

ずっと速いテンポで

流れるようにできるようになると

いいと思います。

 

軌道のぶれはないか、

持ち位置がずれてこないか、

使う指がスティックから離れている瞬間がないか、

 

そして、

慣れてきたら、

 

音色が揃っているか、

 

確認してみましょう。

(動画は、音色についてはダメ見本になってますね汗)

 

今回は、

指を使う練習の最終回として、

 

実際にスティックと打面を用い、

全ての指を機能させるための訓練を

お伝えしました。

 

今すぐ

取り組む場合は、

 

まず、

中指を重点的にやりましょう!!!

 

理由をこれからお伝えします。

 

あなたは

5本の指のうち、

いちばん器用なのは、

どれだと思いますか?

 

それは、

利き手の人差し指です。

 

それは、

普段から

利き手の親指と一緒に、

物に触れ、操作する経験値が

 

他の指と比べて

圧倒的に多いからです。

 

なので、

今回の訓練においても、

人差し指に関しては、

難なくできてしまうこともあると思います。

 

しかし、

 

スティックを扱う際、

人差し指は、

基本的には持つ担当であり、

 

もし、

コントロールにも加わるとしても、

実際は、持つ担当と兼任する結果になります。

 

したがって、

コントロール担当に特化して

いちばん器用なのは、

 

いえ、

 

器用になってもらう必要があるのは、

 

中指なのです!!!

 

中指が人差し指と同じくらい

機能的になると、

 

今後の

あらゆる技術に対して

必ず助けになります。

 

あえて人差し指をメインに使う

のと、

人差し指でしかコントロールできない

のとでは、

 

前者の方が、

奏者の力量は上です。

 

この訓練をやったあと、

何も制限なく

普段通りのフォームで叩いてみましょう。

 

コントロールの不安が減っている

ことと思います。

 

ぜひ、

取り組んでみてください!

 

最後まで読んでいただき、

ありがとうございました!

【このままだと危険!】下手な原因、気づいてますか?

んにちは!

M spaceです。

 

 

あなたに質問です。

 

(指を使う訓練してるけど)

(そして、少し、できるようになってきたけど)

 

(結局、今までは何がいけなかったの??)

 

あなたは、

こんな気持ちになったことはありませんか?

 

これは良い気づきです!!

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少し、

現状を振り返ってみましょう。

 

あなたは、

 

自分にできることについて

なぜ

自分はそれができているのか

自分で説明できますか?

 

あるいは、

なぜ

自分はそれができないのか

言語化することはできますか?

 

これらが

 

たとえ手探りであっても

自分なりに説明できる

言語化できる

 

そういう姿勢であることは、

案外、重要です。

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たとえば、

初心者の後輩を

面倒みなければならないとき

 

既にできている側の人間は

よく、

 

「だから、そこはバッとやって、

シュッとして、、、」

 

みたいな

擬音語、擬態語ばかりの説明

なってしまうことがありますが、

 

これでは

相手はよくわからないでしょう。

 

また、

 

「もっと普通に自然にやれば?」

 

と言われたことはありませんか?

 

しかし、

 

できないときは、

 

どうすれば

普通(自然)にできるのか

 

本人にとっては見当もつかない場合が多い

 

です。

 

もっと言えば、

本人は不自然さに気づいていない

場合だってあるのです。

 

なので、

 

いかに

現状(=不自然)から

本来の「普通(自然)」状態へ

 

道筋を示してあげられるかが

上達へのカギとなるわけです。

 

これができなければ、

あらゆる練習の結果も

「なんとなく…」の域を出ません。

 

そして、

あなたや私が目指している、

自分の身体を自分で使いこなせている

状態とは言えません。

 

実は、

私も長い間、

それができていなかったのです!!!

 

これこそが、

私の停滞の原因でした。

 

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具体的な例を

あげてみますね!

 

私は、

指を使う訓練を通して、

一連の気づきを得ました。

 

題材としては、

スティックを扱うにあたって

 

後ろ3本の指を

どう動かすか

 

について取り上げた、

前回、前々回の内容を踏まえて

お話します。

 

また、

 

前々回の訓練→前回の訓練

の順番で取り組むことを

おススメしたいのですが、

 

その理由も後半で

お伝えします。

 

 

まず、前々回の記事はこちら↓↓↓

 

nobishirohakken.hatenablog.com

 

 

 

この訓練を行う際、

注意することがあります。

 

それは、

 

①指はずっとスティックの上に

乗ったまま動かす

 

②手のひら~スティックの

距離・空間の増減に目を向ける

 

ということです。

 

①については、

 

本来は

演奏の中で、

常に指をスティックにつけておく

ということはありません。

 

なぜなら、

次のような現状があるからです。

 

指が離れる

=スティックの自由度が増す

=脱力が実現しやすくなる

(=コントロール力が落ちる原因にもなる)

 

指が離れることが

利点になることもあるわけです。

 

 

 例えば、

 

ティンパニ

大音量でロール

という場面では、

マレットは自由度が高い方が効果的です。

 

ただし、

自由度が増すといっても、

その自由度を使いこなすのは

あなたです。

 

必要があって

意図的に自由度を増した

というのと、

 

自由度MAXの

フォームしかできない

というのでは、

 

前者の方が

奏者としての力量は高いです。

 

(※後者は過去の私です!)

 

今は、

 

いかに自分の身体を使いこなして

スティックを思うように

コントロールできるか?

という視点で訓練をしています。

 

「指を離してごらん」

という技術よりも、

「ギリギリまで指はつけたままで!」

という方が、

 

いざ、やってみると

難しいのです。

 

反対に、

今、指をつけたままの訓練を

しておけば、

 

後から

指を離すver.に取り組むのは

簡単です。

 

その時にはただ、

「今度はそのまま離してごらん」

というだけで、

できるはずです!!

 

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続いて、

 

②手のひら~スティックの

距離・空間の増減に目を向ける

については、

 

以下の写真を部分のことを

話しています。

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スタート。距離は短い。手の中の空間も狭い。

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開くにつれて、距離が増える、手の中の空間も増える。

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距離増える、空間増える。
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これだけ増えます。

お伝えしたいのは、

 

白線で示した

手のひら~スティックまでの距離

 

距離に変化に伴って増減する

手の中の空間

 

そして

その間をスティックが

移動するのにかかる

時間意識して!ということです。

 

 

実際に目で見て、

そして感触を拾ってください!

 

このプロセスを経て

指を動かせているかどうかで

 

 

スティックを

理性的に

コントロールできる度合い

変わってくるのです。

 

次に

訓練の順番に

オススメがある理由を

お伝えします。

 

前回の記事で述べた

後ろ3本指で

スティックをキックする

という場合、

 

キックする一瞬で

この工程が完結します。

(パシッ)

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スティックの動きはパシッと一瞬

 

はい、それで正しいです。

 

正しいのですが!!!

 

それだけで思考を止めてしまうと、

今までと同じです。

 

もう少し、

起こっていることを詳しく

見てみます。

 

すると、

 

私は、この訓練だけを

行うとき、

 

 パシッとすることに

一生懸命で、

 

スティックが移動する

その一瞬で

 

何と何が

変化しているのかについては

 

ほぼ無意識

(=自分の意志が介されない状態)

で終わらせていること

 

に、私は気づきました。

 

そして、

私が指を上手く使えていない、

スティックをうまくコントロールできていない

原因は、

 

この、

左写真→右写真になる間に、

何が起こっているのか?

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左写真→右写真になる間に、距離と空間がどう変化するか?

 

距離空間の変化、

どれくらい時間がかかるのかについて、

 

自分で全く意識できていない

(=コントロール外の状態にある)

 

まま、先に進もうとしていた

ことにあるのではないかと

思ったのです。

 

そして、

 

スティックを思い通りに動かせる

=この距離・空間・時間を

自分の意志で調節できる

ということである

 

という

言われてみれば

当たり前ことが

やっと腑に落ちたのです。

 

これに基づいて、

私は

前々回の訓練を

自分のために編み出しました

 

意識して

あえてスピードを殺して

ゆっくり取り組んで

=(前々回の訓練)(指動かすだけ)

 

そのあとに、

 

前回の訓練(スピードあり)

に取り組んだ結果、

 

徐々に

指が使えている実感が

持てるようになりました!

 

指を使うことに関して、

 

今のはダメだな、

使えてなかったな

 

という

除外診断も

自力でできるようになりました。

 

それまでは、

すべてなんとなくで

そういった除外診断が

自力でできなかったので、

 

個人練習の質が低かった

 

ということにも気づけたわけです。

 

 

今回は

 

自分のできること

できないことについて、

 

自分の身に起こっていることについて、

 

自分なりに言語化して

説明できるかどうかが上達のカギ

であるということについて

お話しました。

 

また、

これは質の良い個人練習

行うことにもつながります。

 

これらができていなかったので、

私は長い間、

下手なままでした。

 

あなたも

せっかく時間を割くなら、

必ず上達につながる

練習内容したくありませんか?

 

 今すぐ

スティックを持って、

実際に後ろ3本の指で

スティックを動かしてみましょう!

 

もし、うまくできない場合は、

①指の役割分担に戻って、

指を慣らしてから

もう一度挑戦しましょう!

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました!

【これで今日から上手くなる!】スティックの扱い方を解き明かせ④(後ろ3本指でキックする)

んにちは!

M spaceです。

 

今回は、

前回の訓練の続きを

ご紹介します。

 

前回の記事はこちら↓↓↓

 

nobishirohakken.hatenablog.com

 

今回は、

 

後ろ3本の指でスティックを動かす

 

ところから

 

後ろ3本の指でスティックをキックする

 

段階に移行します!

 

※キックというと

紙面ではわかりづらい方は、

押す

というのでも良いです。

 

前回との違いは、

スティックのスピード

です。

 

この段階へきて初めて、

本来の

「指を使う練習」に

内容が追いついてきます。

 

もしかしたら

あなたはこの練習を

既にご存じかもしれません。

 

しかし、

今までの記事を経て、

段階的に

指の使われたを観察してきた状態で、

 

ぜひもう一度、

取り組んでみてください!

 

そうすれば、

 

指でも、

頭でも、

 

スティックを使えている感覚を

はっきりと自信を持って

感じられるようになります。

 

反対に、

 

スティックを使えている感覚が

わからないままだと、

 

微細なコントロール

対応できないままです。

 

例えば、

クレッシェンド、デクレッシェンドなど

音量の変化をつける際、

顕著にその差が現れます。

 

さて、

実際にどんな訓練なのか

お伝えしていきますね。

 

まず、

スティックを持って、

肘を90°くらいに曲げ、

肩の近くまで上げます。

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こんな感じ

次に、

後ろ3本の指を

スティックに乗せたまま、

一気に指を開きます。

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後ろ3本の指を乗せたまま、指を開く!伸ばす!

言い換えるとすれば、

 

始めは曲がっていた状態の

後ろ3本の指を

 

スティックに乗せたまま

伸ばす

 

という状態です。

 

指の役割分担が活きてきます!)

 

今は、

スティックの先端部分に

重みがかかっている状態になります。

(重みに意識を向けましょう)

 

次は、

伸ばした後ろ3本の指を、

手のひらのに向かって

一気に戻します!

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一気に指を戻す(キック!)


このとき、

スティックの帰ってくる場所は、

手のひらの

生命線のくぼみです。

 

また、軌道は

肘~手首~スティックの先までが

一直線上になるように。

 

スピードをもって

軌道がぶれずにいけば

 

パシッ

 

音が鳴ります。

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スピード、軌道、戻る場所→「パシッ」

最初は

パシッと鳴らないかもしれませんが、

 

しばらくやっていると、

鳴るようになるので大丈夫です。

 

横から見ると

こんな感じです。

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そうしたら、

また、

指をのせたまま、

開いた体勢に戻します。

 

これを繰り返します。

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左写真→右写真になるように、一気に「パシッ」

だいたいで構いませんが、

 

♩=80くらいのイメージで

左8回

右8回

両手同時8回

 

というかたちで、

5セット繰り返してみましょう。

 

この訓練だけで

1時間も費やす必要はありません。

 

1日5セットで構いませんので、

毎日続けてみてください。

 

早ければ、1週間後には

譜面を叩く際の

「しっくり度合い」に

変化が現れます!!!

 

 

慣れてきたら、

 

・人差し指だけで

スティックをキック

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人差し指だけスティックに乗せ、開き、人差し指だけを使って「パシッ」

本当に人差し指抜きで

後ろ3本指だけでスティックをキック

スティックを持つ=挟むが活きてきます)

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「持つ=挟む」を意識して、人差し指の先はスティックから離した状態で。

・改めて再度、人差し指+後ろ3本で

スティックをキック

 

というのも挑戦してみましょう。

 

人差し指だけ×8回ずつ

後ろ三本だけ×8回ずつ

人差し指+後ろ3本×8回ずつ

 

こちらも

♩=80くらいのイメージ

で繰り返すと良いでしょう。

 

さて、

これらは

いままでご紹介してきた、

 

指の役割分担と、

それに基づいたスティックの持ち方

後ろ3本指の動かし方

 

これらを総合した

訓練になります。

 

忘れてしまったら、

今すぐリンクへ飛んで

おさらいしましょう。

 

自分の指が

 

どれくらいの範囲で

どれくらいの力加減で

スティックに触れているのか

 

自覚できている状態が

譜面を叩く際に

スムーズな演奏に繋がってきます。

 

指を使える!

という実感まで

あと一歩です!

 

あなたにもぜひ、

それを実感していただきたい!

 

そうそう、

この訓練は、

鏡を使うと効果的です!

 

まずは、

身近にある鏡のある環境に

目星をつけましょう。

 

練習室でなくとも、

洗面所とかでも

いいですよ!

 

 

読んでいただき、

ありがとうございました!

 

【これで今日から上手くなる!】スティックの扱い方を解き明かせ③(後ろ三本でスティックを動かす)

んにちは!

M spaceです。

 

指の役割分担を確認し、

それを踏まえて、

改めてスティックの持ち方を確認しました。

 

今回は、

実際に指を使う訓練に移ります。

 

①の役割分担の話を踏まえ、

 

ここでは、

指を使う

=コントロール担当の後ろ3本

=中指、薬指、小指

 

という認識で話を続けますね。

 

※小指は、実際にはスティックに

届いていなくても大丈夫です。

脱力するときに、後ろ3本として

カテゴライズする方が便利だというだけなので…。

 

指を使うというと、

私が先輩に教わったのは、

 

スティックを持って、

後ろ3本の指で、手の中に収まっている

スティックをキック

する、ということ。

 

※キックというと

紙面ではわかりづらい方は、

押す

というのでも良いです。

 

しかし、

今回は、

それを更に細分化し、

 

キックの前段階の訓練

について

ご紹介します。

 

前半では、

具体的な訓練の内容、

 

後半では、

この訓練の考察について、

 

指が使えていなかった

私の体験も交えて

お話します。

 

もし

いま、あなたが

 

「指を上手く使えていなくて

どうしていいかわからない」

 

そんな気持ちをお持ちなら、

このまま練習続ける前に、

 

このブログの内容と

自分の現在の状態と照らし合わせて

見てください。

 

次に取るべき行動が分かり

励みになると思います!

 

 

そもそも、

なぜ指を使う技術を

手に入れた方がよいかを

お伝えしますと…

 

演奏するにあたって、

速いパッセージや

連打が行う際、

 

指が使えないと、

「できない」の壁

に、すぐぶち当たるからです。

 

人によっては、

 

(本人ですら)

耳で聞いている分には

それほど速く感じないテンポの段階で、

 

音がバラついたり、

すぐに手が止まってしまったりします。

 

逆に、

指の使われ方を

自分なりに理解し、

 

ある程度、思い通りに

指~スティックをコントロールできるだけで、

その後の演奏が一気に広がります。

 

手が回る、回らないの地点を脱却し、

次の段階の悩みへ移行できます。

 

では、

実際にどんな訓練をすればいいか

お伝えしますね。

 

まず、

スティックを持ちます。

 

指の役割分担と

スティックの角度、

手に触れる部分を

確認しましょう。

 

・持つ担当→親指+人差し指

・コントロールする担当→中指+薬指+小指

・角度→生命線のくぼみに沿うラインにスティックがあたる

 

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持ち方のおさらい

持ち方の訓練のときは、

 

わりと触れている箇所同士を

圧迫するということを

実践していましたが、

それは訓練の目的で行っていただけなので、

 

今回は、

その「ギュッと」加減を

少し緩めます。

 

上の写真の

手の形を崩さないまま、

フッと手全体の力を抜いてみてください。

 

脱力の目安は、

 

もう片方の手で

スティックを

手から抜こうとしたとき、

 

抵抗なくスルっと抜ける

 

くらいです。

(※手の形はそのままで、です!)

 

次に、

後ろ3本の指を

スティックに乗せたまま、

少しずつ開きます。

 

このとき、

人差し指も、

連動して少し動くかもしれませんが、

構いません。

 

ただし、

それは「結果的に一緒に動いた」

というのにとどめ、

 

意識としては、

後ろ3本指に注力してください。

 

では参ります。

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スタート。手の形は崩さず、圧迫のみ解かれた状態。

ここから、

約5秒くらいかけて、

指を開いていきます。

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後ろ3本(+付随的に人差し指)をスティックに乗せたまま、少しずつ開く。

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ミリ単位で開くくらいのイメージで、少しずつ、少しずつ。

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少しずつ、少しずつ、まだ開きます。

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これくらいまで開きます。

スティックに指は乗せたままです!

離れていたら、

もう一度乗せなおしてください。

 

そして、成り行きで

手首の関節機能に頼ることはやめましょう!

指の練習なので。

 

そうしたら、
今度は

約3秒で

指を閉じていきます。

 

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後ろ3本をスティックに乗せたまま、今度は閉じていく。

 

 

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少しずつ閉じて、、、

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閉じて、、、

最後は、

 

戻ってきたスティックを

乗っている指の力で

生命線の溝に

押し込みます。

 

指と手のひらの溝に、

スティックが

ベッタリ触れていることを

確認してください。

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乗っている指の力で、生命線の溝にスティックを押し込む。

 

5カウントで開き、

3カウントで閉じる。

 

 10回ほどやって、

一休みしましょう。

 

うまくできなかった場合は、

休憩をはさみつつ、

何セットか繰り返しましょう。

 

いかがでしたか?

 

ゆっくりやる

というのは、

案外難しいことが実感できませんか?

 

また、

スティックに指は乗せたまま

というのも、

難しさを感じるかもしれません。

 

しかし、

いまあなたが

 

「うっ、むず、、、!」

 

と感じているところが、

 

まさに

これから伸びていく

 

伸びしろの証

 

なのです!!

 

この訓練を10セットやったら、

そのあとは

いつもの練習に戻って構いません。

 

ただ、

明日も必ず

取り組みましょう!

 

今すぐ

明日のToDoリストへ

この小さな訓練を

書き込みましょう。

 

次回は、

実際に

スティックをキックする訓練

をお伝えする予定です。

 

読んでいただき、

ありがとうございました!